1999年の夏、訪れたNewYorkのABC STOREでかわいいレースの本を見つけました。その後、都内の主な書店へ問い合わせましたが、現在取り扱ってるところがみつかりませんでしたので 出版元よりとりよせました。レースを好きな方、MIYACOの作品を好きな方にお話したい「The Love ofLACE」はどのページも、それはそれはチャーミングなレースばかりです。豪華さを競わない愛らしさは、いつ見てもひととき、なごませてくれます。
この本の美しいページを紹介しながら、私のてもとにある愛すべきレース達、アンティーク物、現代の物、手作りとか、機械で制作したものとかにこだわらず、FOCUSでご覧いただきたいと思っています。
左のゴールドのボーダーレースは女王のペチコートの裾飾りのようです。
右下の女王の衿飾りは、美しく威厳のある図柄のニードルポイントレース。
●リバーレース[leaver lace]
リバー・レース機で編んだレースで縦糸に他の糸をからませて、自由に模様をつくり出した精巧優美な高級レース。この機械は1813年イギリス人、J.Leaverの発明によるものです。色分けされ、番号が記され、数字に置き換えられたパンチカード(ジャカード)を読みとることで、リバーレース機は正確に糸の動きを制御し、デザイン通りのレースをつくり出します。
私のてもとに左の写真の繊細なレースがあります。代理店を通じて入手したフランス、カレー社のリバーレースです。女王様の時代のような力強い豪華さはないかわりに、なんとしなやかで、優しく、静かな品格のあるレースでしょう。
フランスのリバーレースは何十年も同じデザインを繰り返し生産されています。時代を超えて、多くの女性に支持された「永遠のパターン」ならではのことですね。MIYACOもそうありたいと・・・「永遠とは育てるもの」なのですね。
このリバーレースを使ってMIYACOでは右の写真の衿飾りを作っています。97年秋にリリースしましたが、今も定番のひとつとして継続しています。よほどレースマニアの方しかお求めになりません。(笑)

ジレー  No.24156   ¥25,000   オフ白
セーターやジャケットと組み合わせて、衿もとにクラシカルな華やぎを添えます。シンプルなワンピースと合わせても素敵です。私は左の写真のコーディネイトに英国調のプリーツスカートを組ませて、お気に入りのブローチをつけて何度か着用しています。つい、優しい言葉づかいをしたくなります。(セーター・ジャケットともMIYACO '97秋冬Collectionより)