フィリピンの展示コーナー
すべてあまりにも繊細な刺繍。 
しかも…今回展示されたどの刺しゅうよりも針数、仕事量の多い刺しゅう〜総レース布…のような仕上がり。
この中には貴重な刺繍図案も…絵柄に沿って細い針であけたパンチングの細かさといったらインド人もビックリな感じです。

テーブルクロス
網目状に見えるところはCalado(カラド)ドゥロンワーク。こんもりとたっぷり盛ったサテンステッチはTpado(タパド)と呼びます。もとの布そのままのところを見つけるのが困難なほどFull work! All over work!
これはフランスのレミ・マルタンオーナーのためにつくったテーブルクロスです。この工房では他にもエリザベス女王、ローマ法王、イメルダ婦人、各国大使と錚々たる方々ごひいきの刺繍工房でした。



ついこの間までフィリピンの歴史にまったく疎く、縁あって出会ったこれらの刺繍を通じてその歴史に触れてみたら、スペイン風ともいえない独自のファッションがあり、長い間他国に支配されながら、こんな文化があったとは…フィリピン刺繍にまつわる何かを捜しておとずれたいくつかの博物館…
とても楽しかった(一番のおすすめはマニラから車で1時間〜Museo De La Salle優雅なフィリピンの特権階級の室内が再現されています。ダミーに着せた法衣、その他フォーマルウェアの見事な刺繍、外に広がる南国の森のようなお庭も十分に楽しめます。)

  ビーズのポーチ
New Delhiの刺繍工房J&Sとは20年近いおつき合い。刺繍デザイナーのAmberとMIYACOの美也子はバッグやスカーフをたくさん作ってきました。
今秋はこんなポーチを作ります。極小ビーズと細い糸の刺繍、生地はイタリア製のタフタを日本から送っています。他のインド製のものとはちがう上品さ繊細さを感じて下さい。ダイナミックな豪華さは私もAmberも求めていません。
手にしたときの満足感、やすらぎのあるビーズ刺繍なのです。MIYACOのバラのスカーフもこの工房で作っています。この技術を生かしてビーズ刺繍以外の何か素敵なものをとたどりついたのがあのバラのスカーフです。
 

籐のかごバッグ
上記のテーブルクロスを作ったフィリピンの刺繍工房のオーナーのお嬢さんは、現在インテリア用バスケット、バッグなどの工場を経営なさっています。美術へ造詣が深くとってもハイセンスな方。MIYACOではこんなバッグを作ってもらいました。籐のかごの奥にはウサギの刺繍をいれて…藤、皮、バナナ繊維に刺繍。 この組み合わせは夏だけのものではありません 毛皮やウール素材のウエアに合わせるのもおしゃれ。 オードリー・ヘップバーンは 毛皮にバスケットをもっていました。
 
●こちらのバッグは<Shopping>にて販売中です

 
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